デリケートゾーンのご相談
フェミニー○軟膏が発売されたとき、
「これは売れるだろうな」
と思いました。
デリケートゾーンのお悩みをかかえる女性は
本当に多いのです。
皮膚科医は全身の皮膚、粘膜移行部(まぶたギリギリ、唇、口腔内、乳頭、外陰部など)
さらに、爪、頭皮、頭髪なども診察いたします。
「爪」で一冊本があるほど、それぞれ奥が深く、
診断に苦しむ病変もすくなくありません。
そのなかで「プライベートパーツの皮膚病」というべき、
人に相談しにくい皮膚病は結構多いのです。
医師にすらなかなか相談できず、
別の治療に何回か通院して気ごごろが知れてきた頃に
「女の先生だから、ちょっと恥ずかしいけど、、実は」
と切り出されたら間違いなくカーテンの中で診察です。
一般の方は、外陰部は婦人科!!
と思っていらっしゃるようですが、
婦人科の先生は本来
内性器の診察がご専門なので
多くの場合、湿疹であってもステロイドは出してくださいません。
非ステロイド軟こう(NSAID)はカブレやすく皮膚科専門医は
最近処方をしないようにお願いしているところです。
子宮筋腫や子宮内膜症で
不正出血が多いと、経血が付着する期間が通常より長くなるので
皮膚炎をおこしやすいのです!!
「外陰部⇒カンジダ皮膚炎」
と安易に、抗真菌剤(水虫薬)を処方され、
接触皮膚炎(カブレ)をおこしたり
NSAIDの軟膏をいくら塗っても、まったく治らなかったり、、
拝見したときにひどい状態の方もいらっしゃいます。
でも場所が場所なので気軽に違う先生に相談できないんですよね。
皮膚科専門医は
ステロイドを正しく使えることが大きなウリなのですが、
外陰部のような皮膚の薄いところであっても
短期間、強めのランクを外用していただくと
十数年来の悩みが2週間で解消することもあるのです!!
生理用品のちょっとした使い方コツなども
男性とは話しにくいですものね。
勇気を出して、ぜひ皮膚科にかかってみてください。
それから、、
ステロイドが効かない紅斑が
実は皮膚ガン(パジェット病)だった、、ってこともありますから
2週間指示通りに使って効かないときは
ちゃんとその旨ご報告くださいね。
2008年02月07日