夏の肌トラブル・・・ニキビ
ニキビは夏の病気だってご存知ですか?
ニキビは、脂腺性毛包 (しせんせいもうほう:皮脂腺の付いた毛穴)で生じる炎症です。
その発症機序は、毛包漏斗部 (もうほうろうとぶ:毛穴の入り口) の角質化によって
皮脂の詰まりが生じます。
アクネ桿菌はちょっと変わっていて
皮脂大好き!、酸素嫌い!の好脂性嫌気性菌ですので
この状態でぐんぐん増えます。
炎症反応が生じて、赤いぷくっとしたニキビが出来ます。
好中球 (細菌を退治する白血球)が集まってきて、戦い、死骸が膿みになって
膿を持ったニキビになります。
炎症が強く、毛包が壊れてコラーゲンの萎縮を伴うと
クレーター状の瘢痕 (ニキビ痕)になってしまいます。
ここでのポイントは、ニキビ原因となる、アクネ桿菌は毛穴の常在菌だということ。
名前のとおり、常に存在する菌。
つまり、普段はなんの悪さもしませんから、
某コマーシャルのように、『根こそぎ除菌・殺菌』 する必要はないのです。
それどころか、過度な洗顔や過剰な殺菌・脱脂は、
毛包漏斗部 の角質化を促進してニキビを悪化させることもあります。
過角化(かかくか:過剰な角化)の原因
1. こする
2. 乾燥
3. 紫外線
4. ストレス・睡眠不足
5. アンバランスな食事
こすらず、たっぷりのメイク落としでメイクをおとし、泡で優しく洗顔する。
酵素やピーリングで定期的に過剰な角質を優しく除去する。
必ず日焼け止めを塗り、ファンデーションはこすらず、のせるイメージで。
生活習慣の改善。
なお、ボディーのニキビは上胸部、上背部に集中します。
元気な皮脂腺の分布に一致するのですが、
体を洗うときに、こすらず、泡で洗うことである程度改善します。
衣服も肌あたりの良いものを着用くださいね。
女性ではブラジャーのストラップやアンダーバストに一致して、
線状、帯状にニキビが悪化することがあります。
ストラップレスブラにしたり、ヌーブラやカップ付きキャミソールなどを使用するなど
工夫してみてくださいね。
お顔の両サイド(生え際近く)がひどくなる方は、
ヘアスタイルに注意していただくのもお忘れなく。
どちらか一方の頬やあご周りのニキビがひどい方、
頬杖をついたり、手で触ったりなでたりしていませんか?
角質化を促すのでやめましょう♪
2009年08月04日