皮膚科専門医 朋子の診察室 中央区 銀座 皮膚科 ヒアルロン酸注射:銀座ケイスキンクリニック院長慶田朋子です!明るく、ずぼらに美肌の道をきわめましょう!

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肌質改善プログラムVol.9:「ピアスにまつわる色々」

ピアスの場合、できたばかりの傷にピアスという金属(異物)がいつも触れていて、ピアスや耳が動くたびに傷に直接摩擦が起こってしまいます。傷はそっとしておけば、順調に治ってふさがりますが、常に外から摩擦や刺激が加わっている場合、傷の治りが妨げられて、なかなかふさがりません。そのため、ピアスホールが落ち着くまでに平均数ヶ月かかってしまうのです。
耳たぶピアスでは、ホール内の傷が治るまでに、もっとも早い場合で約1ヶ月、長い場合で1年以上かかります。
もともとの体質、肌質や、耳たぶの厚さ、ピアスや耳たぶに受ける刺激の強さや頻度によって、治るまでにかかる時間は左右されます。
ピアスホールが落ち着くまでは、できるだけファーストピアス(クリニックで使用する滅菌された医療用ピアス)をはずさない状態で様子をみて、ピアスを取り替えないようにする必要があります。
ホール内の傷がしっかりふさがらないうちにピアスを交換すると、入れ替えの際のピアスの摩擦で、ホール内に新しい傷ができてしまい、痛み、血液、浸出液などが出る原因となります。
またそのようにしてできた傷から細菌が入ると、腫れや化膿を起こすこともあります。
また、傷がある状態で、ファーストピアス以外のピアスをした場合、ピアスの金属が傷に接しているところで溶け、体内に吸収されてアレルギーの原因となることもあります。
いったんピアスホールをあけると、すぐにいろいろなピアスを付け替えて、おしゃれをしたくなるのですが、そこはなんとかがまんして、少なくとも最初の数ヶ月は、がんばってファーストピアスのみをつけ続けるようにしましょう。

少し前まではピアスといえば、耳たぶピアスのことだけを意味していましたが、最近は、耳軟骨やへそなどの耳たぶ以外のピアスをする方が日本でも増えてきました。今回はピアスをするときの注意点についてお話しましょう。
 
(1) ピアスの位置、角度
ピアスをする位置についてですが、穴を開けること自体は皮膚であれば、ほぼすべての場所にすることは可能です。しかしながら、穴をあける場所や体質によっては、ホールの傷が治りにくかったり、ホールがすぐにふさがってしまったり、ピアスがすぐに排出されてしまう場所があるので、必ず医師と相談してからあけるようにしましょう。
ピアスの位置や角度ですが、耳やへそなどの形や向き、厚さなどに個人差があるので、他の人のピアスをみて、全く同じようにしたいと思っても、同じようにみえない場合があります。自分が思い描いていたイメージとは必ずしも一致しない可能性があることをあらかじめ知っておきましょう。

(2) 痛み
ピアスは、皮膚に傷をつけて行う行為です。そのため痛みは必ず伴います。当クリニックでは、耳たぶ以外では局所麻酔を使用してホールを形成していますので、ホール形成時の痛みはありませんが、麻酔の際に痛みが少しあります。また、ピアスホールを形成してから数日は傷の状態ですので、ピアスが動くような運動をしたり、何かがぶつかったりすると痛みを感じます。痛みがある間は、痛みが出るような動きはできるだけしないように気をつけましょう。

2007年02月14日