皮膚科専門医 朋子の診察室 千代田区 有楽町西武 皮膚科 ヒアルロン酸注射:有楽町西武 ケイスキンクリニック院長慶田朋子です!明るく、ずぼらに美肌の道をきわめましょう!

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お肌の診察を通して感じるいろいろVol.6:「早く大人になりたい」

みなさまこんにちは。ケイ スキンクリニック院長の慶田です。

私はおばあちゃん子で、食と住の趣味が妙に年寄りくさい子供でした。
これは正確な表現ではありませんね、趣味が年寄りくさいことと、祖母に因果関係はありません。
祖母はモーニングコーヒーとトーストを愛するモダンな女性ですが、わたしは納豆とお味噌汁、すぐきの漬物がなくては過ごせません。

趣味に関しては、10代から和食器をみたり、温泉雑誌をみたりするのが好きでしたし、CanCamより婦人画報を読む方が落ち着くタイプです。(もちろん、おしゃれは好きなので若い雑誌も読みますが。)
とにかく、精神的に早く大人になりたくて仕方がありませんでした。
女流作家、皆川博子さんの描く、危ういほどに心が敏感な少女に共感を覚えます。
早く強くなって、大人になって、精神的に成熟して、この心のさざなみから解き放たれたいと願ってやみません。

ですから、若いころに戻りたいなんてこれっぽっちも思いません。
無知と未熟さゆえの心無い言葉、折れそうなほどにかたくなな心、あぁ、恥ずかしきことの数々。
みなさまどうぞお許しくださいね。
そして今も変わらぬ成熟への希望。
いつか、枯山水のように、シンプルで美しい精神の境地に私も立てる日が来るのでしょうか。

幸い周囲には、素敵な大人の女性がたくさんいます。
しなやかで、懐が深くて、強くて優しい女性。憧れて、少しでも近づきたいと思いながら、今日もまた自分の小さな心すらコントロールできず、自己嫌悪に陥るのでした。
そんな時は、自分をほめてあげましょう。それなりにがんばってるよ。はじめから完璧な人なんていないわ。

皮膚の診察をしていて感じるのは、皮膚は心を映す鏡のようだということ。
私のような若輩者でも何かお役に立てることがあるならと、いろいろなお話を伺うことがあります。
すると、みな同じように、それぞれの悩みをかかえているということに気づきます。
人の話をきくことで、時々エネルギーを吸い取られることもありますが、心が触れ合ったときに感じる喜びもまた得がたい宝ものなのです。

2007年02月15日